面接を受けて無事内定をもらえたら、転職活動はほぼ終了したと言ってよいでしょう。 しかし、希望の求人先で面接を受けて内定をもらったものの、結局転職は失敗に終わるというケースもあります。 そこで、面接後に内定をもらった時の注意点をチェックしておきましょう。
面接時の条件と内定条件に相違があることも
内定が通知される際には、内定条件を示す書類が届きます。
内定の知らせに喜ぶだけでなく、内定条件をきちんと確認してください。
時として、内定条件として記載されている内容が、面接時に示された条件と異なる場合があります。
面接時には魅力的な条件を示して薬剤師の関心を引き付けておき、いざ内定を出す段階では求人先に有利な条件になっていることがあるのです。
いい加減なチェックだと条件変更を見落として契約してしまいかねせん。
内定をもらった場合でも面接時の条件が確保されているかをしっかりチェックしましょう。
自分のチェック体制が心配なら、コンサルタントにも内定条件を見せて精査してもらいましょう。
年収や残業時間など目につく条件は同じでも、新たに薬剤師にとって不利な条件が付け加えられているケースも考えられますので、見落とさないようにしてください。
希望に合わない内定条件なら辞退してOK
内定条件が面接条件と異なっていても、せっかく面接を受けて内定をもらったのだから転職を決めてしまう、というケースがあります。
もちろん、転職活動にかけられる時間が残り少なかったり、内定条件でも自分の希望を満たしていたりする場合は転職を決めて問題ありません。
しかし、内定をもらったら断れないと考えてしまい、希望に合わない条件で転職を決めてしまう人がいます。
せっかく自分の希望を設定して転職活動をしたのに、最後に妥協して転職先を決めてしまうと失敗につながります。
内定をもらった場合でも、転職先をそこへ決める義務はありません。
希望に合わない内定条件なら辞退しても構わないのです。
ストレスのかかる内定辞退の連絡はコンサルタントに任せよう
内定を辞退することが可能だとは言え、実際に辞退する旨を伝えるとなると大きなストレスを感じるでしょう。
内定辞退を伝えるとさらなる条件変更を示唆されたり、強い口調で不快感を示されたりすることもあるはずです。
そこで、内定辞退を伝える役割は転職コンサルタントに担ってもらいましょう。
転職コンサルタントは求人先とのコミュニケーションに長けています。
内定を辞退する理由も上手に伝えてくれるのです。
断るストレスが嫌で内定辞退をためらってしまうと、せっかくの転職が失敗に終わりかねません。
転職サイトに登録して転職先探しを進めているなら、自ら嫌な役割を担う必要はありません。
強引な転職要求などにも適切に対応できるコンサルタントの力を借りるのが得策です。
内定を断ったらすぐに次の転職先候補を探そう
内定をもらう段階まで転職活動が進んでいたのであれば、転職先が決まるタイミングは近いと考えていたはずです。
内定を断ったことによって転職先探しにかかる時間が長くなってしまうこともあるでしょう。
できるだけ早く希望に合った転職先を決めるためにも、内定を断ったらその求人先のことはきっぱり忘れて、すぐに次の転職先候補を探してください。
すでに面接を受けている求人先があれば内定連絡を待つのも1つの方法です。
ただ、転職できる可能性のある求人先が1つ減った以上、新たな候補を増やす努力もしておくと安心です。
そこで、内定辞退の連絡をコンサルタントに依頼する際、合わせて転職先探しを追加で行ってもらうようにしましょう。
そして、可能であればコンサルタントから転職先候補に対してあらかじめ内定条件と面接時に示される条件の不一致がないよう注意を促しておいてもらいましょう。
一度内定を断る事態になったのですから、同じケースを繰り返さないようにしたいものです。
転職サイトでは非公開のものを含めた多数の求人をチェックできます。
速やかに希望に合った転職先に出会えるよう、コンサルタントには内定辞退後すぐに転職先探しを再開してもらってください。