薬剤師が転職時の面接日前日・当日にチェックしておくべきこと
書類への記載内容を再チェック
面接時には履歴書や職務経歴書に記載したのと同じ内容を質問されることがあります。
その際には記載と同じ内容を的確に答えることが求められます。
複数の求人先に異なる内容の履歴書や職務経歴書を提出している場合など、記載内容と異なる回答をして印象を悪化させないようにしてください。
面接で問われやすいポイントは志望動機や退職理由です。
自分で考えていればその場でも答えられそうな項目ですが、求人先に合わせて内容を調整している場合は混同しがちです。
そのため、志望動機と退職理由を中心に、書類への記載内容を再チェックしておきましょう。
面接場所までの移動スケジュールを把握
面接場所までの移動経路やスケジュールの把握も大切です。
普段はあまり行かないエリアでの面接の場合などは、交通機関の状況をチェックしておきましょう。
時間帯や交通機関によっては、予定通りに移動ができないこともあります。
面接に遅刻してせっかくの転職チャンスを台無しにせずに済むよう、面接前日や当日には余裕のあるスケジュールを考えてください。
また、駅から歩く場合などは道順のチェックも大切です。
可能であればあらかじめ下見をしておくと安心です。
下見をする時間が取れない場合はコンサルタントに依頼するか、インターネット等で情報収集しておくと良いでしょう。
面接担当者への質問を準備
面接の準備では、面接担当者からの質問にどう答えるかを考えることに集中しがちです。
もちろん、わかりやすい受け答えをスムーズにできるようにしておくことは大切です。
しかし、評価のポイントは受け答えだけではありません。
面接の最後によく出る「何か質問はありませんか」という発言への対応も準備しておきましょう。
いきなりその場で質問を考えようとしてもハードルは高いです。
そのため、あらかじめ質問事項を準備しておきましょう。
質問事項は必ず複数準備しておいてください。
質問するはずだった内容への回答が、面接で話しているうちに出されてしまうことがあるからです。
希望条件を整理
改めて希望条件を整理しておくことも大切です。
求人票に記載されている条件を確認していることはもちろん、面接前にコンサルタント経由で条件交渉を進めていることもあるでしょう。
しかし、自分が直接求人先と交渉するチャンスは面接のときくらいです。
交渉チャンスを活かせるよう、希望条件を整理しておきましょう。
自分の希望を伝えると、他の条件で譲歩を求められることもあります。
希望と合わせて譲歩できるポイントや範囲も整理しておくと良いでしょう。
コンサルタントとの最終確認をすれば安心
面接時には転職コンサルタントも同席してくれます。
すでに求人先とコミュニケーションをとっているコンサルタントがいることで、安心して面接に臨みやすくなります。
面接を成功させるためには、コンサルタントの力も活用できます。
自分では交渉しづらい給与面などの条件は、コンサルタントが代わりに交渉してくれることがあるからです。
また、書類に記載した項目についての説明方法などについて、コンサルタントからアドバイスを受けることもできます。
自分では見落としてしまいがちなポイントでも、採否に関わる重要な項目ということがあります。
自力でチェックするだけでは不安、という時は、面接の前日や当日チェックもコンサルタントと一緒に行いましょう。
転職サイトに登録するメリットは転職先探しがラクになるだけではありません。
転職コンサルタントは登録者に幅広いサポートを提供してくれます。
せっかく転職サイトに登録するのですから、面接前の最終チェックもコンサルタントの協力を得てください。