転職活動を行うにあたり、気に入った求人先への応募後、書類選考に合格すれば必ず面接に行かなければなりません。 転職が初めての人や転職経験の少ない人にとっては、どのように受け答えすればいいのかなど不安が大きいのではないでしょうか。 そのため、想定される質問事項などへの答えを用意するのが精一杯で、その他のことには気がまわらないことが多いものです。 しかしながら、面接では第一印象がとても重要なのです。 見た目の印象だけで評価がガラリと変わることもよくある話です。 採用担当者に好印象を与えるには、どのような服装や身だしなみにすればいいのでしょうか。
求人先企業の大小にかかわらずラフな服装はリスクが大きい
薬剤師の勤務先として多いのは、調剤薬局やドラッグストア、病院ですが、企業規模としては大手から中小までと幅広くなっています。
中には、個人薬局などアットホームな雰囲気の職場もあり、その様な求人先への面接では、普段と同じラフな服装でも良いのではないかと思いがちです。
確かに、ラフな服装でもOKな場合もありますが、面接は基本的に改まった場であることを理解しておかなければなりません。
面接は、求人先と初めて顔を合わせる機会であり、応募者にとっては採用の是非が問われる非常に重要な場です。
求人先にとっても、採用の可否を判断する場であります。
そこへラフな服装で臨むということは、服装そのものが悪いということではなく、その様な姿勢で面接に臨むことに問題があると判断されるのです。
つまり、求人先からすると、面接の場を重要視していない、軽く考えているので、自社への就労意欲はさほどでもないのだろうと見えるのです。
しかも、第一印象のインパクトは大きく、そこで疑念を持たれるようなことがあると、その後の展開には期待できないでしょう。
いくら面接中に自己アピールしたとしても、説得力がありません。
面接時の服装は、男性であればスーツにネクタイを着用し、女性の場合でもスーツかそれに準ずる服装が適しています。
身だしなみも整える
面接前には、髪の乱れや女性であればメイクもしっかりチェックしておきましょう。
メイクは、派手にならないよう清潔感のあるナチュラルメイクが無難です。
髪が長い人は、後ろで結ぶなどしてすっきり見えるようにし、ピアスやネックレスなどの装飾品は外しておきましょう。
特に注意が必要なのは、現在の職場の勤務中や勤務後に面接がある場合です。
出勤時には面接のために身だしなみを整えていても、面接時には汗などで身だしなみが乱れてしまいがちです。
時間に余裕を持たせて、面接前のチェックが念入りにできるようにしておきましょう。
事前に転職コンサルタントに相談しておこう
前述したように、面接の場では改まった雰囲気で臨むのが常識です。
しかし、薬剤師の場合、求人先によってはあまり堅苦しく考えなくてもいい場合もあります。
ただ、どの程度までが許容範囲であるのか、事前に把握しておく必要はあります。
その場合、自分でリサーチするには無理がありますので、転職サイトに登録し、コンサルタントに協力してもらうのが得策です。
転職サイトは、登録後に担当のコンサルタントが付き、様々なサポートを行ってくれます。
コンサルタントであれば、求人先の詳細情報を把握しており、面接がどのような雰囲気で行われるのかも教えてくれるでしょう。
不安な人は、面接当日の服装についても具体的にアドバイスしてもらえます。
転職を成功させるために必ずクリアしなくてはならない面接も、転職のプロであるコンサルタントがサポートしてくれれば心強いものです。
不安が大きい人ほど、転職サイトとコンサルタントを活用するメリットがあります。
面接で好印象を持ってもらえるよう、コンサルタントの協力を仰ぎましょう。