魅力的な求人情報を得て、そこへ転職できるかどうかの採用可否が決まる面接には、十分すぎるほどの準備と対策をしておくことが大切です。 しかし、現在の仕事が忙しく、なかなか面接対策に時間がかけられない人もいるでしょう。 そこで、面接前に準備しておくべき物をまとめてご紹介します。 忙しく働きながら転職を成功させたい薬剤師の人はぜひ参考にしてください。
丁寧な履歴書を添え状と共に準備
最初に準備すべきものは履歴書です。
履歴書の内容は面接時の話題につながるほか、採否を検討する重要な情報です。
そのため、自分の魅力がしっかり伝わるよう丁寧に作成しましょう。
具体的なポイントとしてはまず、手書きが基本です。
パソコンなどでの作成が認められるケースもありますが、手書きのほうが好印象を与えやすいからです。
また、志望動機はしっかり記入して下さい。
面接時に話題に上りやすい項目なので、自分の頭でしっかり考えて書くようにしてください。
経歴やスキルの詳細は職務経歴書に記載するので、簡潔な記載で構いません。
履歴書を面接に先立って送る場合は、添え状を準備してください。
添え状とともに履歴書を送ることで、丁寧な印象を強めることができます。
履歴書の内容も大切ですが送り方にも気を配りましょう。
職務経歴書も必須
履歴書と合わせて作成する書類が職務経歴書です。
職務経歴書には履歴書よりも詳しい内容を記載します。
薬剤師としての職歴やスキルが明確に伝わる内容を心がけましょう。
また、作成ポイントとしては、転職先企業が求めているスキルを強調することが大切です。
自分のスキルを的確に伝えるとともに、採用すれば転職先企業のニーズが満たされることをアピールします。
ただし、内容が専門的になりすぎることは避けましょう。
面接担当者がどこまで薬剤師の専門スキルを把握しているかはわかりません。
いくら高度なスキルや経歴が描かれていても、面接担当者に伝わらなければ無意味です。
どの程度の専門的内容までなら面接者に理解してもらえるかなど、職務経歴書の作成において疑問が出てきたら、転職コンサルタントに相談してください。
メモ用の筆記具も忘れずに
面接を受けてみると、給与などの待遇や採用後のスケジュールなど具体的な話題になることがあります。
そのため、あらかじめメモを取れるような筆記用具を準備しておきましょう。
わざわざメモを取らなくても頭で記憶できるという人や、重要な内容は後々雇用契約で明確になると考える人もいるでしょう。
しかし、メモを取ることは自分の記憶をサポートするためだけではありません。
記録する姿勢を示してトラブルを避けるとともに、相手の話を丁寧に聞いているという印象を与えることにもつながります。
面接担当者に対してより魅力的な薬剤師であることをアピールするためにも、メモ用の筆記具を忘れずに準備しておきましょう。
薬剤師免許証のコピーもとっておこう
薬剤師として転職活動をする以上、専門資格の証明を求められることがあります。
そこで、薬剤師免許証のコピーを準備しておきましょう。
面接時に採用が決まり、後日の提出を求められるケースがあります。
もちろん後日提出でも構わないのですが、その場でコピーを準備できていると転職の流れがスムーズになります。
求人先の業務も進みやすくなり、面接担当者にも好印象を与えることができます。
薬剤師免許証は普段はあまり使わず、置き場所をきちんと把握していない人もいるでしょう。
転職先が決まってから慌てることのないよう、面接準備の段階で探しておいてください。
準備で不安が出てきたら転職コンサルタントに相談
面接に向けて履歴書や職務経歴書などを準備している際に不安が生じることもあるでしょう。
そんな時は転職のエキスパートであるコンサルタントに相談してください。
コンサルタントは転職先探しだけでなく、面接対策など幅広いサポートをしてくれます。
転職を成功させるためのハードルとなる面接をスムーズにクリアするためにも、転職コンサルタントの力を活かしましょう。