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転職失敗パターンに共通していること

薬剤師の転職失敗例から学ぶ注意点

薬剤師の転職失敗例から学ぶ注意点

転職する際には、元の職場に何らかの不満があったはずです。 それを解決するための転職であったにもかかわらず、転職後に「こんなはずではなかった…」と後悔する人もいます。 何故そのようなことになってしまうのでしょうか。 転職の失敗例から、共通するパターンをまとめました。 転職を成功させるための注意点としてぜひご一読ください。

実地調査を怠り後悔

転職を成功させるためには新しい職場の実地調査は必須です。

大手から小規模薬局への転職で環境が悪化

小規模薬局に転職すれば、スタッフの数も少なくアットホームな雰囲気で働きやすいと考える人もいるでしょう。

ところが、規模が小さいほど業務に必要な機器類はじめ職場環境が良いとは言えないところも多いものです。

実際に確認しないまま転職してしまうと、前よりも業務量が増え負担が大きくなってしまった、古い機器類を使用しているため、スムーズに業務をこなせないなど、

自分にとってメリットよりもデメリットになることの方が多くなる可能性があります。

小規模では、経営者との距離が近く相談などもしやすいメリットはありますが、管理体制など問題点や改善点を提案しても受け入れてもらえず、ジレンマに陥ることもあります。

また、スタッフが少ないということは、諸刃の剣です。

上手くいけばいいですが、反りの合わない人が一人でもいた場合、毎日の勤務が苦痛になってしまうでしょう。

これらのことは、転職前に察知しておかなければなりません。

そのためには、事前に職場環境の見学、スタッフと会話するなどできることは全て行い、転職コンサルタントに協力を仰ぎましょう。

事前の確認不足による後悔

新しいことを始める場合、研修や教育制度の充実度が、その後のキャリアプランに大きく影響してきます。

経験を活かしづらい職場に転職し学びの機会もない

転職目的に新たな学習機会を得ることを挙げる人がいます。

確かに薬剤師と言っても実際に取り組む業務は様々です。若いうちに多様な経験を積みたいと考えることはもっともです。

ところが、異なる業務が中心の職場に転職したからと言って新たなスキルが身に着くとは限りません。

転職者に対して十分な研修が行われるとは限らないからです。もし慣れない職場に転職してしまうと、自分の経験を活かすこともできません。

経験が活きず、新たな学びもないとなれば活躍の場はありません。再転職しようにもスキルが低下してしまっては難しくなります。

転職によって、自分のキャリアプランが台無しにならないよう、事前に自分に必要な教育・研修体制が確立されているのかは十分に確認しておきましょう。

収入面だけで判断し、業務内容の確認不足による後悔

目先の収入だけで判断し転職すると、その後のスキルアップやキャリアアップに繋げられないこともあります。

ドラッグストアに転職し調剤業務から外れる

高収入が期待できる転職先にドラッグストアがあります。

確かにドラッグストアは、調剤薬局と比べて年収は高めです。とはいえ、ドラッグストアでは調剤以外の仕事も少なくありません。

美容系の商品など医薬品以外の商品知識も身に着ける必要がでてきます。また、品出しやレジ打ちなど、薬剤師資格を持たない他のスタッフと同じ業務もこなさなければならないことが多いです。

そのため、店舗によっては調剤業務にほぼ関わることができないケースもあります。

調剤業務がなければ薬剤師として働く意味がない、と思う人もいるでしょう。

そればかりか、調剤を行わなければ最新の医薬品についての知識も激減し、薬剤師としてのスキルも低下してしまうのです。

転職活動をする際には年収アップも大切です。しかし、肝心の業務内容の確認を怠ると、中長期的にキャリアを築けず、後悔してしまうことになります。

失敗例に共通していること

失敗例に共通して言えることは、いずれも転職先に関する情報収集不足という点です。

何か目的があって転職するのですから、転職先を決める際には十分な情報収集と慎重に検討することが必要です。

転職コンサルタントから転職先の情報収集をしよう

とはいえ、自力で収集できる情報は限られてしまいます。

複数の転職先候補について知ろうとすれば、大変な労力がかかってしまいます。
そこで、薬剤師専門の転職サイトに登録してコンサルタント経由で情報収集を進めましょう。

転職コンサルタントは多様な職場の実情を把握しています。そのため、興味を持った転職先があれば、まずはコンサルタントに雰囲気などを尋ねてみましょう。

新規求人などすぐに返答が得られない場合でも、コンサルタントが情報収集をしてくれます。

転職失敗を防ぐには、転職サイトとコンサルタントの活用が必須と言えるでしょう。