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薬剤師でも利用する価値はある?

ハローワークの役割とメリット、デメリット

ハローワークの役割とメリット、デメリット

求職者に就職に対する相談や求人の紹介をする事で雇用の安定化をさせるために存在するハローワーク。そこには様々な職業の募集があり、薬剤師の求人も掲載していて多種多様なものがあります。 また、求人を掲載して紹介するだけでなくハローワークには職業訓練や雇用保険の支給などさまさまな役割を持っているので、転職活動をする際には求人を紹介してもらう以外にも活用する方も多いでしょう。 今回は薬剤師が転職活動をする際にハローワークの活用方法やメリットデメリットを紹介していきます。

求人数が豊富

ハローワークでは求人を掲載する際に紹介料を取らないため、ハローワークのみのしか求人情報を出していない企業も存在しています。

そのため転職サイトにくらべて豊富な求人掲載数を誇っています。

大手転職仲介業者も扱っていないような求人も存在します。

またハローワークは求人を定期的に更新しているので募集を継続しているかという情報もすぐに調べる事ができます。

しかし、求人掲載に紹介料が掛からないということは人件費を掛けたくない企業が募集することもあるのでブラック企業が混じっている可能性もあるので注意が必要です。

雇用保険を受け取ることができる

ハローワークには労働者の生活を守るという役割があり、雇用保険の窓口が設けてあります。

雇用保険に加入していて一定の条件を満たしている場合は失業保険を受給する事ができるため、失業中に生活の心配をしながら転職活動をする必要がなくなります。

また、いくつかの条件を満たす必要がありますが、失業保険の受給が終了した場合でも職業訓練を受講する事で職業訓練給付金を得る事ができます。

失業保険の受給日数が少ない状態で転職先が決まった場合は再就職手当を受給できるため転職してからの再出発のための資金にする事ができます。

職業訓練で新しい職能を習得することができる

ハローワークにある職業訓練所に通うと給付金を得られるため働かずに様々な職能を学べる機会を得られます。

ネイルやアロマ、フラワーアレンジメントなどは女性の職員や患者さんに対しての会話のキッカケにすることもできますし、ワードやエクセル、プログラミングなどのパソコンの技能を学ぶことで業務の効率化に繋がる可能性が出てきます。

薬剤師をする上では身に付けることができないスキルを習得する機会になると言えます。

他の業種に比べて長期間のブランクからの復帰が容易な事が薬剤師の強みでもあります。

そのため、薬剤師という仕事に疲れたのでいったん距離を置きたい、他の仕事も体験してみたい、という方にはとりあえず職業訓練を活用するというのも選択肢になります。

薬剤師に特化していない

ハローワークは様々な職業を紹介するため、ハローワーク職員が薬剤師に特化しているわけではありません。

ハローワークは雇用の安定化を目的にしているため、専門職の効果的な転職については業務外にあると言えます。

そのため門前の病院は何科なのか処方箋枚数は何枚なのかという質問には多くの職員は答えることはできないと考えた方がいいです。

求人票からでしか労働条件を判断するしかないため、希望する条件や職場の状況などを薬剤師目線で一致させることが難しく、実際に就職してみると求人票との条件が違ったり、労働環境が劣悪なブラック企業だったということもよくある事です。

転職エージェントを活用する場合には企業の労働環境などを調査していたり、面接に同行してくれたりと手厚いサポートを受ける事ができますがハローワークの職員が求人を掲載している企業の実態まで調査することはないですし自分で調べる必要があります。

応募や内定辞退は自分でしなければならない

ハローワークでは求人の掲載と募集をしているかの確認しかしていないため給料や休日などの待遇交渉を自分自身で行う必要があります。

ハローワークで掲載されている求人から応募して面接を受けて内定をもらってから別の企業に就職を決めた場合には内定辞退をする必要がありますが、その場合でも自分でする必要があります。
そのため転職活動における負担はかなり大きいものになるため、自分の希望に添わない待遇でも早く転職活動を終わらせたくて内定を承諾してしまうことも考えられます。

転職エージェントを活用した場合はこれらのことを代わりにやってもらえることを考えるとハローワークの弱いところと言えます。

薬剤師ならハローワーク以外にも転職エージェントを頼るべし!

薬剤師が転職活動をする際にハローワークを活用するには、メリットデメリットがありますが転職エージェントと併用することでデメリットを補うことができます。

転職エージェントを活用することで自分の希望とマッチする求人を探してくれるだけではなく、実際の労働環境を調査したり面接に同行、履歴書の添削をしたり給与、待遇交渉や内定辞退を代わりに行ったりと薬剤師が転職活動をする上で最大のパートナーと言えるでしょう。

転職活動を一人で行うには様々な困難がありますが、転職エージェントを活用することで負担を減らすことができます。

自分の希望する条件にマッチした企業の面接に集中できるので転職を成功させる確率上げることができます。

転職サイトの登録は無料でできるので転職エージェントとハローワークを併用して活用してみてください。