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不安を感じさせると採用されない

転職時の面接で落とされる薬剤師の特徴

転職時の面接で落とされる薬剤師の特徴

薬剤師が転職するに際して避けて通ることができないのが面接です。 事前に履歴書や職務経歴書などは届いており、人事担当者ももちろん目を通しているはずです。 面接までたどり着けたということは、書類選考は通過しているわけであり、面接さえ合格すれば採用ということです。 しかし面接の場で、人事担当者の目から見て何らかの不満要素がある場合には、採用に至りません。 面接を通過し、採用されるためにはどんなことに気を付けていれば良いのでしょうか。 面接で落とされてしまう場合の特徴についてご説明しましょう。

転職先の不安感をカバーできていない

面接を通過できない薬剤師のほとんどは、自らの経歴が招く転職先の不安感をカバーできていないのが実情です。

転職先の不安感とは、過去の経歴などから、この人は仕事の取り組みそのものに問題があるかもしれない、すぐに退職してしまうかもしれない、戦力にならないかもしれない、何らかの問題を抱えているのかもしれない、などの不安を人事担当者が感じてしまうことを指しています。

具体的には、短期間で転職を繰り返している、前の勤務先を解雇などのネガティブな理由で退職している、転職のために動いている期間が長すぎる、前の職場で何も得たものがない、などです。

これらのことは、履歴書や職務経歴書、そして面接での会話ですぐに露呈してしまうことです。

人事担当者はこれらが分かると、その薬剤師を採用することに不安を感じてしまいます。

本来なら、面接を受ける薬剤師がこれをカバーするための説明や事情を話さなくてはならないのですが、それが十分にできないと、不安は解消されないまま面接が終わることになり、その結果不採用となってしまいます。

やる気が感じられない

薬剤師を採用しようとする企業や医療機関などは、理想とするスキルや能力などを備えた人材を採用したいと考えています。

しかしながら、これだけで採用に至るわけではありません。

その企業や医療機関などで働きたいというやる気や思いがなければ、どれほど能力があっても採用になる事はありません。

具体的には、目を見て話さない、聞き取れないような小さな声で話す、覇気がないなどです。

やる気や思いを感じさせてくれない薬剤師には、企業や医療機関も魅力を感じないのです。

また本来、やる気や思いなどを伝えるには、それなりの言葉やコミュニケーションが必要でしょうが、応募している人の中には口下手で、自分のことを上手く表現できない人もいるでしょう。

口下手だからといって不安になる事はありません。

一生懸命コミュニケーションをとろうとする姿勢はすぐに伝わります。
それができれば十分評価されるはずです。

仕事に向き合う姿勢ができていない

仕事をしていく上で、今以上にスキルアップする、昨日と同じ失敗は繰り返さない、など向上心は必須のものです。

これができなければ、昇格はもちろんですが、昇給もあり得ません。

その人より元々能力やスキルなどで劣った人が、その人を追い越していくこともあるでしょう。

薬剤師を採用する、特に企業は常に進化していかなければなりません。

進化していかなければ企業は消滅してしまうのです。

勤務する人にも同様に進化してもらわなければ、採用する意味はないのです。

つまり、仕事そのものに向き合う姿勢ができていなければ、企業がその人を採用する意味はないのです。

例えば、将来的にどうなっていたいかなどの質問に対し、何もないと答えたなら、それは進化しないと宣言しているようなものであり、ただ給料をもらうために目の前にある仕事をこなすだけだとも言えます。

薬剤師が勤務する、特に企業ではこのような人材は不要であることを忘れないようにしましょう。

社会人として必要なビジネスマナーができていない

薬剤師という資格があっても、社会人として働く以上は、ビジネスマナーは守らねばなりません。

特に面接時には、当たり前のビジネスマナーができているかどうかもチェックされています。

具体的には、面接の時間より早めに到着している、服装や身だしなみを整えている、言葉遣いがしっかりとできている、などの項目はチェックされています。

これができていないと、社会人として当たり前のことができない人物と思われ、採用には至りません。

当たり前のことができない人が、企業や医療機関で存分に実力を発揮してくれ、貢献してくれるとは思えないからです。

またこれらのビジネスマナーは、面接室内に入っている間だけがチェックされるわけではありません。

面接を受ける企業や医療機関に入った瞬間からチェックされていると考えて間違いありません。

面接の控室などの様子もチェックされていることを忘れないようにしましょう。

転職コンサルタントは面接時のチェックポイントも理解

履歴書や職務経歴書などの書類選考では問題ないのに、面接が通らないと悩む薬剤師もいるでしょう。

転職サイトに登録すると、担当になるコンサルタントは、転職のプロです。

面接時の対策もアドバイスを受けることができるだけでなく、応募企業や医療機関などが重点的にチェックしている面接時のポイントの傾向なども把握しています。

非常に有効なアドバイスを受けられるはずです。