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薬剤師の転職時期の狙い目はいつ?

薬剤師の求人数が多い時期と転職のタイミング

薬剤師の求人数が多い時期と転職のタイミング

薬剤師の求人は時期によって、その数が変動します。 転職するなら求人数の多い時期が断然有利です。 逆に少ない時期はなかなか転職できずに、焦って不本意な職場を選ばざるをえないケースもあります。 **求人が発生するのは、何らかの理由で人手が不足した時**です。 そのタイミングが複数のドラッグストアや調剤薬局、病院、企業で重なるほど求人数は多くなります。 転職を成功させるためにも、人手が不足しそうな時期を事前に知っておきましょう。

ボーナスが支給された後の1月・7月が狙い目?

退職するなら、それまで働いた分はしっかり給料として受け取りたいものです。

特に半年間の働きぶりが反映されるボーナスは6月と12月にならないと支給されませんので、結果としてその後に求人が集中します。

ボーナスの支給条件は勤務先の就業規則によって異なり、支給日に在籍していないといけなかったり、支給日の時点で退職が決まっていると減額されたりする場合があります。

これらは決して法律違反ではありません。したがって、ボーナスが支給された直後に退職の意向を伝えるのが無難です。

このことから1月と7月に求人が集中すると考えられます。

1年目の人や年に1回しかボーナスがない会社は、冬にならないとボーナスが支給されないので、特に1月は狙い目です。特に正社員での雇用が多い調剤薬局や病院、企業がこのパターンに当てはまります。

人事異動がある春先が狙い目?

多くの企業では、通年2~4月に人事異動があるのが一般的です。

公務員の場合は、3月下旬に集中します。このため、春先は人事異動の欠員による求人が多くなるので狙い目です。

特に非正規雇用が多いドラッグストアや調剤薬局の求人に期待できますので、例えば、結婚されている女性薬剤師の方は、夫の人事異動に伴う転勤で退職しても、転勤先で新たな職場が探しやすくなる時期と言えます。

3月は新卒枠の欠員に注目!

病院や製薬会社、研究機関で働きたくても、先方が新卒での採用にこだわっていると転職できる余地はありません。但し、そのような場合でも急に欠員が生じる可能性はあります。それは予定していた人材が就職できなかった時です。

新卒の場合、先に内定をもらっていても「薬剤師国家試験」に合格しなければ本採用になりません。

合格発表は3月末ですが、早ければ試験直後の自己採点で不合格だと分かり、内定を辞退する新卒者もいます。試験は毎年2月の最終週か3月の第1週なので、その直後が狙い目の時期と言えるのです。

多忙な冬の前は求人が多くなる?

**ドラッグストアや病院、調剤薬局が忙しくなるのは、寒くなって体調を崩したり、インフルエンザに感染したりする人が多くなる冬(12~2月)です。

したがって、その前に人材を確保しておこうと求人を出すところが多くなります。**

ドラッグストアは慢性的な人手不足なので常に求人が出ていますが、この時期は少しでも良い人材を確保するために、給与面での待遇が良くなることが期待できます。特にパートで働けるところを探しているなら、ベストタイミングと言えるでしょう。

転職サイトの登録で3か月後の転職を

1年を通して見ると、薬剤師の場合は11月から4月にかけて好条件の求人が集中すると言えるでしょう。

転職するなら、この時期に合わせて計画を立てるのがベストです。

もちろん転職するからには、これまでの職場に迷惑をかけないようにしたいものです。

労働基準法では2週間前までに退職の意向を伝えれば良いことになっていますが、手続きや欠員補充を考えると、トラブルなく退職するには3か月前に伝えるのが理想です。その3か月を求人が多い時期に合わせれば、退職日までに転職しやすくなるでしょう。

また、自分独自で転職先を探すこともできますが、転職サイトでは多くの求人情報を持っており、専任の転職コンサルタント(アドバイザー、エージェント)からそれぞれの職場に応じた面接対策や、彼らだからこそ知り得る求人情報を提供してくれたりします。無駄のない、スムーズな転職活動を実現するために、転職サイトの活用は必須と言えるでしょう。