薬剤師の転職で、高収入の求人には偏りがあります。 地方へ行くほど収入額が高かったり、大手薬局チェーンでない小さな薬局の方が高額など、明らかな傾向があります。 では、こういう転職先でなければ高収入は得られないのでしょうか。 実はそんなことはありません。 高収入のカギはコンサルタントが握っていることについてご説明しましょう。
高収入案件が少ないのには理由がある
上記のように、薬剤師の高収入の求人には偏りがあります。
そして、それ以外の勤務先では収入は決して多くないのが実情です。
つまり都市部での勤務や大手薬局チェーン勤務では、たまにしか高収入の求人を見かけないということです。
収入額を決める要因に、薬剤師の需要と供給のバランスが影響していることはどうしようもできませんが、これ以外に何らかの要素があるのでしょうか。
実はこれには、薬剤師の働き方が大きく関係しています。
例えば、一般企業は競争社会であり、常に競争の中で生き抜いてきています。
そしてその会社に勤務しているサラリーマンの多くは、残業や休日出勤をしながら仕事をこなしています。
その働き方が良いかどうかは別にしても、そうしなければ競争社会で生き残っていけません。
一方、薬剤師は、残業や休日出勤を自主的にしてまで仕事をする人は非常に少ないでしょう。
サラリーマンとは職種も違い、働き方も違いますので、比較はできないかもしれませんが、上司からの指示ではなく、自分からすすんで勉強会に参加したり、深夜まで残業している人は明らかに少ないと言えるはずです。
そのため、薬剤師の収入もその働き方に応じた金額で設定されているのが通常なのです。
その結果、需要と供給のバランスだけで収入額が決められてしまっており、それ以外の要素を配慮していないため、高収入での求人が少なくなっています。
高収入案件は作り出せる
では、上記のような残業や休日出勤も問わず、がむしゃらに頑張るとした場合、収入額はどうなるのでしょうか。
この場合、そのような働き方を考慮して収入額を決めることができるかどうかは、転職先との交渉が必要になってきます。
このような働き方を考慮していないからです。
しかしながら、がむしゃらな働き方を転職後忠実に実行してもらえると募集企業側が感じたなら、十分検討に値するはずです。
これはつまり働き方に応じた交渉をするということであり、高収入案件は作り出すことができると言えるのです。
コンサルタント次第で待遇は変わる
このような交渉をするには、募集企業の採用担当者と太いパイプがあり、説得力がある優秀なコンサルタントが必要になります。
とても新人コンサルタントでは交渉できない内容になるため、優秀なベテランコンサルタントでなければ交渉すら不可能でしょう。
転職希望者に頑張る意志があり、交渉さえできれば、たとえ一般的な収入や待遇でしか募集していない企業であっても、待遇を変えられる可能性があるということです。
優秀なコンサルタントと巡り合う手段とは
優秀なベテランコンサルタントがサポートしてくれなくては、高収入案件を作り出してもらうことなどできません。
では、どうすればこのようなコンサルタントを見つけることができるのでしょうか。
それには複数の転職サイトに登録するしか方法はありません。
一社だけに登録して優秀なコンサルタントが付いてくれれば問題ありませんが、そのようなコンサルタントと巡り合う確率を高めるためにも、複数の転職サイトへの登録が理想的です。
ただし注意しておきたいのは、あまり多すぎる登録も負担が多くなるばかりです。大手転職サイトで3社ほどに登録しておくのが最適でしょう。
年収だけでなく他の待遇交渉も可能
ここでは年収をテーマに取り上げましたが、残業や休日出勤を問わず頑張ることを条件に、収入以外の交渉をすることも可能でしょう。
しかしながらどの場合でも、交渉の必要があるのならば、やはり優秀なベテランコンサルタントにサポートしてもらうことが必要になってきます。
そのためにも複数の大手転職サイトへの登録は必須だと言えます。