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高収入を実現できる薬剤師の仕事

薬剤師の高収入転職!中間管理職【エリアマネージャー】の仕事内容と役割

薬剤師の高収入転職!中間管理職【エリアマネージャー】の仕事内容と役割

薬剤師は他の業種に比べると初任給が高額ですが、勤務年数や経験による昇給があまり見込めず、伸び悩んでいるうちに結局は追い越されてしまうこともあります。 どの職種でも年収600万円台が一つの壁です。 では、それ以上の収入を目指すにはどうすればいいのでしょうか。 ここでは、企業内での中間管理職ポジションである「エリアマネージャー」についてご紹介しましょう。

エリアマネージャーとは?

エリアマネージャーとは、その名の通り地域にある店舗や営業所を統括するのが仕事です。

調剤薬局やドラッグストアの場合、店舗の運営・管理は前者なら薬局長(または管理薬剤師)、後者なら店長が行います。

店舗数が少ない場合は、企業本部の各店舗管理に労力もさほどかかりません。

しかし、企業規模が大きく多数の店舗を構えていると、各店舗と個別に対応し管理するのは効率が悪く現実的ではありません。

そこで地域ごとにエリアマネージャーを置き、企業本部と各店舗の中間で機能させることで効率よく店舗運営と管理が行えるようにしているのです。

薬局やドラッグストアだけでなく製薬会社にも複数の営業所を統括するエリアマネージャーは必要です。

一方で中小の企業や病院、研究機関には不要ですので、役職自体が存在しません。

エリアマネージャーの仕事と役割

企業が存続していくには「利益の最大化」と「人材の育成」の2つが重要です。

これらは店長や営業所長の仕事でもありますが、エリアマネージャーは外部の視点から問題点を指摘してさらなる改善を促します。

例えば、より多くの顧客に対応できるよう接客スピードの向上化や在庫の適切な管理、人材の有効活用による人件費削減などです。

他に「店長の教育係」という側面もあります。

また、多忙な店長に代わって競合他店の情報を収集したり、エリア内店舗で売上向上を図る戦略的な施策を実行するのもエリアマネージャーならではの仕事です。

責任を伴う重要なポジションであり、当然ながら常に結果が求められます。

プレッシャーは大きいですが、管理手腕だけでなく経営手腕も問われるやりがいのある仕事と言えるでしょう。

エリアマネージャーになるには?

エリアマネージャーの仕事には、必ずしも薬剤師の免許が必要なわけではありません。

ただし薬剤師として現場での勤務経験がないと、本部の意向を反映する方法が分からなかったり店舗側の意向を理解することができないので難しいと言えます。

実際には、薬局長や店長を経てエリアマネージャーになる薬剤師が多いですが、求人の中には、エリアマネージャー候補として管理薬剤師や店長を募集している場合もあります。

将来的にエリアマネージャー、またその上の支店長などさらなる昇進を目指すには、その様な求人に応募し順当に経験を積み上げていくのが得策と言えるでしょう。

エリアマネージャーの収入と忙しさは?

収入は任される地域の広さや店舗数にもよりますが、平均年収として750万程度、中には年収1,000万円を超える高収入のエリアマネージャーもいます。

複数の店舗や営業所を統括するとなれば、さぞかし忙しいのだろうと思われがちです。

確かに頻繁に店舗へ足を運ばなければならず、本部の会議も数多く参加しなければいけません。

調剤薬局やドラッグストアでは、急な欠勤でヘルプに入る場合もあります。

ただし調剤薬局や製薬会社であれば、店舗やMRが稼働している時間に合わせて勤務するので思ったほど残業は多くなく、休みも暦どおりに取れます。

エリアマネージャーを目指すには転職サイトの活用を

エリアマネージャーになるには、一般薬剤師から徐々に経験を積んでステップアップするのが一般的です。

けれども急な店舗や業務の拡大に人材の育成が追いつかず、企業が急遽求人を出す場合があります。

条件として、管理薬剤師や店長、MR、営業所長の経験が必要ですが、経験がなくてもエリアマネージャー候補として管理薬剤師や店長を募集する求人もあります。

ただ、これらの求人は、そのほとんどが非公開求人です。

非公開求人に応募するには薬剤師専門の転職サイトに登録するのが一番です。

複数の転職サイトに登録すると、より多くのエリアマネージャーの求人情報を得ることもできます。

収入アップ、ステップアップを目指すのであれば転職サイトとコンサルタントを活用されることをお勧めします。