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薬剤師の転職後に条件が違った時の対処法

薬剤師の転職後に条件が違った時の対処法

転職活動を開始し、実際に勤務を開始するまでの間には、書類による応募、面接、そしてもちろん勤務条件についての確認や交渉などもあったはずです。 もちろん、勤務するにあたっての待遇なども詳しく話し合っていたはずでしょう。 そしていざ勤務を開始してみると、事前にあれだけ話し合い確認したにもかかわらず、条件が異なっているケースもあります。 多くのエネルギーをつぎ込んで話し合ったほど失意は大きくなり、今後どうすれば良いのかが分からなくなってしまうこともあります。 このような場合、どう対応すれば良いのでしょうか。

まずは雇用契約書の内容を確認

勤務に関する条件が違うと感じるのであれば、まず最初にすることは、雇用契約書の内容を確認することです。

雇用契約書は、企業や医療機関などと薬剤師の双方が労働条件にそれぞれ合意し、それに基づいて雇用契約を締結したことの証です。

そのため勤務場所や仕事の内容、勤務時間について、休日の設定、給料額や支給日などの詳しい条件が記載されています。

またこれら以外にも、契約期間や更新の方法などについても記載されているはずです。
その内容を確認すれば、違うと感じていたことがやはり勤務前の話と違うのか、それとも自分の思い違いなのかがはっきりします。

一般的に雇用契約書は二通作成し、本人と企業や医療機関がそれぞれ保管することになっています。

もし渡されていないようであれば、人事を担当する部署に連絡し、手に入れて確認するようにしましょう。

雇用契約書の内容と実際が異なる場合

手に入れた雇用契約書の内容を確認し、実際と隔たりがあるようであれば、労働基準法によって契約そのものを解除する権利が定められています。

もし実際の労働条件が契約書通りになっていないのであれば、有利な条件で退職できることを理解しておいてください。

具体的な対処法

上記の、有利に退職できることを理解したうえで、実際の選択肢はどのようなものがあるのかをご説明しましょう。

条件面について改めて交渉する

勤務先に条件面が雇用契約と異なることを告げ、改めて条件面での交渉をする選択肢です。

転職サイトを利用して転職が成立していた場合には、自分で交渉をするのではなく、転職サイトに連絡し、コンサルタントから交渉してもらうようにしましょう。

転職サイトでは転職後のフォローもしてくれますので、安心して任せられます。

特に、勤務し始めて間がない場合、雇用契約書の内容を経理が勘違いするなどのケースもあります。

このような場合に自分で交渉をしてしまうと、感情的になるなど、後々気まずい雰囲気になることもあるため、転職サイトのコンサルタントに話をしてもらう方が得策です。

また、コンサルタントが改めて交渉することで、当初決めていた条件で落ち着くこともあります。

本来であればする必要のない転職をしなければならない事態を回避できるかもしれず、コンサルタントを上手く活用することが大切です。

問題にせず勤務をそのまま続ける

勤務先に対し、何のアクションも起こさずに、そのまま勤務を続けるという選択肢です。

勤務先の労働環境や現場の人間関係などが良好であり、なおかつ当初の労働条件と異なる条件に納得ができるのであれば、違約には目をつぶることもできるでしょう。

ただし、気を付けなければいけないことは、当初の労働条件と異なる給与などを設定してしまう勤務先は、今後他の面でも何らかの違約やトラブルになりかねない勤務先である可能性が高いと言えます。

そのことに十分留意して選択すべきでしょう。

退職した後に改めて勤務先を探す

当初約束したの労働条件との違いが腹立たしく、その勤務先で働くことそのものがストレスに感じるケースもあるはずです。

このような場合には、労働基準法によって契約を解除でき、スムーズに退職することができます。

この事実は、利用した転職サイトにも連絡することで、次の勤務先を少しでも早く見つけてもらうよう働きかけましょう。

転職サイトはもちろん十分な転職サポートを提供してくれますので、安心して任せれば良いでしょう。

ハローワークへの連絡

転職先を探したのが転職サイトでなく、ハローワークである場合や、労働条件の違いに納得できずに退職した場合などは、ハローワークにも連絡しておくべきです。

ハローワークでは、契約内容を遵守しなかった勤務先に対し、罰金を科することができるだけでなく、このようなケースでの退職であれば、失業保険を退職後すぐに給付してくれるケースもあります。

転職サイトなら就業後のフォローもしてくれる

薬剤師の転職先は転職サイトだけでなく、ハローワークでも探すことができますが、上記のような労働条件の違いなど、問題が起きた時に制裁的なことはしてくれますが、再交渉などはしてくれません。

無意味な転職は避けたいと誰もが考えるはずですが、このような場合に頼りになるのは転職サイトです。

転職サイトを通じて転職していたのであれば、就業後のフォローも任せることができます。

またコンサルタントは交渉にも慣れているため、ほとんどの場合、雇用契約通りの労働条件になるはずです。

転職サイトの有用性はここでも活きてくるのです。